2024年8月29日(木)こんばんは、運転士でございます。
長い間サボってましたので、その反動で短期間に挙げまくります。
今日は細かいテーマですが、イベントでの写真や動画の”撮り方”と”どこまで公開するべきか”について。
以前からSNSなどで見たり、周囲から聞いていたものの、会場内に簡単な案内のポップを置くだけで軽くスルーしていましたが、今夜は丁寧に整理しながら少し深く取り上げます。
「そんなコトまでうるさいなぁ」と感じる方もいらっしゃると思いますが、ある程度は明確に意思表示しないと誤解されてしまったり、混乱が起きてしまう事も想定し、イベントの運営管理という意味においても必要になってきている状況です。
開催場所や、その時の雰囲気によって、「ここまではいいだろう。」とか「ちょっとこれはマズいかな。」と、線引きは変わる事もあります。
その”ふわっとした”線引きでありながらも、現状において大半の皆さまがルールやマナーを守っていただき、心地よい空間が成り立っています。
昨今は、皆さん少なからずカメラや携帯電話で写真や動画をお撮りになっています。
この夏のイベントで感じたのは、ざっくばらんに言いますと「撮ってる人、多いなぁ。。何をそんなに撮ってるんやろ。」と。
既に案内書きのポップで掲示している事も含め、お控えいただく内容やご配慮いただきたい内容について以下に纏めます。
【撮り方】
もっとも、前提として「撮っていただいてOKです」が、以下のような撮られ方は困ります。
@ロープの中にカメラ・携帯電話を入れて撮影される。
→立ち位置はロープ外からでも、手を入れたり身を乗り出したりしてロープより奥に入って撮影する事はよろしくありません。
小さなお子さんもルールやマナーを守って観覧いただいているにも関わらず、残念ながら大人の方が撮影に夢中になってロープを越えて入ってしまうのが見受けられます。
1ミリでも越えて入れば・・・という訳ではありません。
不可抗力もありますし、途中でお気付きになる事もございます。
こういう時はスルーしています。
しかし、ここでこれを許してしまうと、ジオラマや車両に近くなって影響を及ぼす恐れが出たり、他の方も追随して入られてしまう恐れがある場合については、警笛やアナウンスで注意喚起いたします。
そこは安全を優先し、フェアに運営しています。
もっとも、大人が子どもの見本になるべきと考えています。
A長時間に渡って録画や録音される。
→状況によりますが、運営しにくい場合もあるため、ご配慮願います。
個々の録画や録音のために開催しているイベントではございません。
多くの皆さまにお楽しみいただくイベントでございます。
その時、その場でしか体験できない臨場感を味わっていただく事がイベントの醍醐味です。
また、主観的になりますが、運転士への録画や、音楽やトークなどの録音は、好ましく思いません。
自分の声・イベントでのお喋りを、後で自分で聞いた時は、、、、凹んで凹んで凹み倒します。
散らかった机の上や、ごちゃごちゃした配線、ジオラマ下に見え隠れしている物についても、映してほしくありません。
自分で嫌悪感すらあります。
※但し、ご来場されているご家族さま(グループ)同士で動画など撮影されている事に関しては、問題ございません。
例)運転体験やジオラマを観賞されているご家族さま(お子さま)を中心に録画され、後ろに映りこんだり音声が入るなど。
【どこまで公開するべきか】
主にSNSに関してのルールとマナーになります。
★禁止事項
・先ず、一般的に広く展開されているルールですが、会場に掲示している案内のポップに記載あるように、
【他のお客様が映っている写真や動画および音声のSNSへの投稿はご遠慮ください】
加えて、
【会場放送の音楽・音声のSNSへの投稿もご遠慮ください】
→簡単に説明すると、肖像権・著作権侵害の恐れなどがあるからです。
面倒な事になりたくないので、何卒お守りください。
★お控えいただきたい内容
・”撮り方”のAにも関連しますが、運転士や内部が映りこむ動画や、トークなど音声、べたーーーっとした長尺の動画の公開も、個人的に好ましくありません。
SNSへの公開は出来るだけお控えください。
→皆さんが、楽しい様子を動画に撮影したい気持ちや、その場の楽しい雰囲気を共有したい、というのは伝わってくるのですが、不特定多数には公開なさらず、個人的にお楽しみ頂くか、限定された方だけに共有していただく事を望みます。
(作り手の想いが伝わるように、上手に加工・編集していただければアレですが・・・)
繰り返しになりますが、是非リアルなイベントとして会場でお過ごしのお時間をお楽しみください。
【まとめ】
今回、あれもダメ!これもダメ!という訳ではなく、”ダメ”な部分と”好ましくない”部分のグラデーションをつけました。
”大丈夫ですよ!”の部分もあれば、”それ!大歓迎です!”もあります。
会場で時々告知する「お撮りになったお写真をSNSで投稿してください」という案内に、プロモーションの一環として『れっしゃ広場をジャンジャンSNSに上げて宣伝してちょーだい!』という意味ではなく、単純に『皆さん、どんなん撮ってるの?』というのが本音です。
これは、模型車両の良い写真を撮ってもらいたい訳ではなく「今日このイベントで楽しんだ」という記録の1枚を撮ってもらいたい為です。
「撮ってる人、多いなぁ。。」から始まり、YouTubeやSNSで感じた「うーむ。」から、
少し深堀りした上で「好ましくないからお控えください」とワガママも言ってみました。
次回のイベントから、会場内の案内ポップは少し変更しますが、基本スタンスは変わりません。
鉄道模型イベントでもありつつ、ラジオのようなフェスのような・・・
模型がビュンビュン走り回り、うるさくて、けったいなイベント。
いや、むしろ、、動画撮影される方ばかりになったら、音楽なし!お喋りなし!の無音状態にできるかも・・・?
サイレントれっしゃ広場。・・・いかがでしょうか??(静)