2022年10月29日

イベントと感動体験(前編)

2022年10月29日(土)こんにちは、運転士でございます。


3週連続のイベントを終えまして約1週間。

しっかりめのメンテナンス作業と片付けをボチボチこなしていますが、少し気が抜けたのかあまり体調が優れませんでした。

寒暖差も大きくなり、つい先週まで夏用の布団を引っ掛けて寝てましたが、もう流石に温かい布団を引っ張り出してきました。

忙しい時期も山を越えたので、暫くは重点整備や次期新造の計画を立てていきます。



さて、ゆる〜いれっしゃ広場の話ばかりでもいけませんので、

今日はイベントと感動体験についてのお話。


イベントといっても幅広いものです。

オリンピックや国際的な博覧会、コンサートやパレード、地域の祭りや物産展、冠婚葬祭やお誕生日パーティーなど規模やジャンルは様々。

私が携わるイベントのジャンルは、販売促進や集客を目的とした商業的なプロモーションになります。

要するに、沢山のお客様がいらっしゃって、物が売れて、成り立つお仕事でもあります。

逆に言いますと、お客様がいらっしゃりそうでなければ、物が売れそうでなければ、私どもにはお声が掛かりません。


しかしながら、人を呼ぼう!物を売ろう!などと、あまりこういう想いでお仕事はしておりません。

無理に呼んだり売ったりするのは気が引けます。

多けりゃいいというものでもありません。

それよりも、今いらっしゃる偶然でも足を止めて頂いた方に、どう楽しんでもらえるか、どう喜んでもらえるか、そればかり頭の中をグルグル廻らせています。

そして、皆さまに喜んで頂こうとする事と利益を上げようとする事は、多くにおいて反してしまいます。

利益も考えないといけませんが、貧乏性ゆえに再利用できるものは手間をかけてでもなるべく利用したり、一筋縄ではいきませんが工夫や知恵を絞って絞って手作りする事により、結果的に安く仕上げて浮いた分を他の物に費やしています。

時々勘違いされる事ですが、イベント時の運転体験の参加料金は、参加料の売上が多くても私への収益は関係ありません。

あまり大きな声では言えませんが、運転体験の参加料金も会場毎で異なります。

300円の会場もあれば100円の会場。レシートの提示や完全無料もありました。

価格設定や体験の分数については、私はノータッチになります。

たかが300円、されど300円。

しかも、混雑してもみくちゃになって長時間待たされて、、となると、収益は関係なくとも私には気が引けます。

結果として、お客様がいらっしゃりお店も繁盛すれば良い事ですが、いかんせん物を売るのは苦手です。

そんな思いもあって、ゆる〜いれっしゃ広場はちょうどいい人数で、気兼ねなく楽しんでもらいたいと考えてます。

他にも色々なジャンルのイベントもありますが、流行のものやキャラクターに頼るだけだったり、看板さえつければ何でもいいというような「やらんがためのイベント」だったり「テーマや意義が感じられない、ただ集まって騒ぐだけのイベント」は興味を持ちませんし、参加しても特に思い出にも残りません。

具体的に言うのもあれですが、ハロウィンなど理解し難いイベントです。

私個人の意見ですし、好き嫌いのお話になるので、ここでは「私はこういうイベントをやろうとしない」という意味で軽く流してください。

しかし、流行はイベントと組み合わせやすく商業的にも効果が出しやすい一方で、廃れてしまう速度も早いものです。

商業フィールドの中で半ば逆行する部分もありますが、私はこれまでと変わらず手間暇や労力を注ぎ続けてまいります。

時おり少し離れた場所でお客様が「すごいね、これ」と仰るのを耳にしたり、「このイベントやってよかった」と主催者さんから言ってもらうと、とてつもない時間と労力を費やした者としては嬉しい限りです。

感動というにはおこがましいのですが、そんな心を動かした、動かされた時間がイベントには必要と考えています。


ここからのテーマ「感動体験」に進みたいところですが、長編になりそうなので、また改めて記すことといたします。

posted by 運転士 at 16:01| Comment(0) | なんやかんや
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